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求人掲載するならどこがおすすめ?求人掲載のベストな時期についても解説

新規採用を考えているのであれば、どこに求人掲載するかは重要なポイントです。
玉石混淆と言われる求人媒体から、適切な掲載先を選ぶのは結構大変な作業ですよね。
今回は主な求人媒体についてのそれぞれの特徴を紹介していますので、求人情報を発信する際の参考にしてください。

またそれと同じく求人を掲載するにあたって、適したタイミングがあります。
どんなタイミングがいいのか、なぜおすすめなのかについてもここで詳しく見ていきましょう。

求人・採用に関する基本中の基本なので採用担当の新人向けですが、おさらいの意味を込めて全ての採用担当者必読です!

Contents

主な求人媒体の特徴についてご紹介

まずは求人情報を掲載できるメディアとしてどのようなものがあるか、主要な手法について紹介します。
それぞれに異なる特徴がありますので、どこで情報発信するのが自分たちにとってベストなのかについてもまとめました。

「求人広告サービス」を活用

オーソドックスなのは求人広告サービスに求人情報を掲載する手法です。
よく利用されているのが、「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「doda」などです。
求職者は実にマメに求人情報をチェックしているので、多くの求職者の目に留まり、求人情報が記憶に残りやすいのが特徴です。それに加えて幅広い年齢層の方が利用しているでターゲットを広く取ることも可能です。

インターネットだけでなく、紙媒体を使った方法も根強く残っています。
求職者の中にはインターネットを利用するのが苦手という方もいるでしょう。
そのような層にも向けて紙媒体の求人広告サービスを利用すれば、さらに多くの求職者にアプローチ出来るでしょう。

サービス別に強みは異なっています。
新卒向けや中途採用者に特化したサイト、全国的に募集を出しているサービスもあれば、特定の業種に特化したものもあります。
手当たり次第に利用するのではなく、まずはそれぞれのサービスを入念にリサーチして、自社にマッチする求人広告サービスを見つけましょう。

「自社メディア」を活用

自社のホームページに採用情報を掲載する手法です。
今や自社サイトを持っている企業がほとんどなので、直接自社サイト上で募集をかけるのも有効です。

求人広告サービスの場合、どうしてもスペース上掲載できることに制約が伴います。
しかし自社サイトであれば、自由にレイアウトや掲載する項目を決められるのが強みです。
自社の魅力についても思う存分伝えられるので、求職者に100%アピールできるでしょう。

統計では90%以上の求職者が、応募する前にその企業のホームページや採用情報ページ、企業の採用サイトをチェックしているとしています。
今や大企業だけにとどまらず中小企業にまで、採用に特化したサイトを開設してます。
「採用」という活動に関しての意識の高さは、企業の大きさに関わらず非常に大切なもののようですね。
そのような理由から、自社メディアからの求人情報の発信は、採用活動をするにあたってオーソドックスな手法のひとつと言えるでしょう。

「人材紹介会社」を活用

自分たちで採用活動してもなかなか目ぼしい人材に出会えないというのであれば、人材紹介サービスを利用するのも手です。
人材紹介サービスには専門のエージェントがいます。
まずはじめにそのエージェントに対して、どんな人材を求めているか要望を出します。
するとエージェントが自社に登録している求職者の中から、条件に見合う人材を紹介してくれます。
実に的確に選定してくれるので、希望する人材のみにピンポイントで採用試験を実施できるのが強みです。

ただやはりそこは無料というわけにはいかず、紹介された人材を採用すると、報酬を支払う成功報酬制を採用しているところがほとんどです。
この場合、大体採用者の年収の30~35%を報酬として支払うのが一般的です。

「ソーシャルリクルーティング」を活用

20代のような若手人材を採用しようと思っているのであれば、ソーシャルリクルーティングもおすすめの手法です。いわゆるSNSというものです。
FacebookやTwitter、Instagram等を使って、採用情報を発信するアプローチです。
若者世代は普段からSNSを使っている人が多いので、就職活動でも活用している人は少なくありません。

近年では企業側もそこに目を付け、SNSを使って求人情報を発信している所も増えてきています。
SNSを使って求人情報だけでなく、職場の雰囲気なども積極的に発信すれば、求職者に興味を持ってもらいやすくなります。
それなりに効果が出ていると手法なので、ソーシャルリクルーティングは今後ますます活発になるのではないでしょうか。

また求職者の投稿をチェックする逆のアプローチもあります。
目ぼしい求職者のつぶやきに企業側から「いいね」やリツイートしたり、時にはフォローしたりするのです。
そのようにして求職者とダイレクトにやり取りできるようになれば、自社をより身近に感じてもらうことができ、採用へのアプローチも容易になるというわけです。
求職者としても企業側からのアプローチにNoと言う気にはならないのではないでしょうか。

無料の求人掲載

求人サービスの中には無料で求人掲載できるサービスもあります。
求人検索エンジンサービスというものです。
「indeed」は代表的なサービスですね。

ただ無料の求人掲載にはメリットと引き換えに注意点がありますので、詳しく見ていきます。

無料サービスのメリット

採用に関してあまり予算を出せない企業にとっては、無料で採用活動できるメリットは大きいでしょう。
採用活動にかかるコストとして1人当たり新卒で73万円弱、中途採用だと85万円弱の費用がかかるといわれています。
そのコストがゼロになるので、言わずもがなのメリットと言えます。

PDCAサイクルを回しやすいのもメリットの一つです。
いろいろなパターンの求人広告を出して、その成果を見極めます。
そして最もリアクションの良かった広告だけを掲載していけば、効率的に採用活動できます。
また、無料なので複数のサービスを利用できます。
複数に求人広告を掲載することで、自社と相性のいいサービスのみを選べます。
有料だと複数のサイトを同時併用するのはコスト面で厳しいですが、無料なら予算のことなど気にせずに気軽に利用できます。

無料サービスの注意点

無料で求人掲載できるサービスの場合、情報量に制約が伴う可能性があります。
そうなると有料のサービスと比較して掲載できる項目が少なく、自社の魅力を十分アピールできなくなってしまいます。

大事なのは採用後を見据えて求人活動をすることです。
自社をまったく理解してくれない人材が、自社のために働いてくれるでしょうか?
採用後に「あれ、こんなハズじゃなかった」が一番多いのは、実は無料サービスで採用したパターンなのです。自社をアピールできてこその求人活動ではないでしょうか。

また、無料なので複数のサイトが利用できるのは魅力と紹介しましたが、それなりにリスクもあります。
無料だからと言っていろいろなサービスを利用すると、まず間違いなく求人情報の管理が難しくなります。
募集が終わった求人を掲載しつづけているのが最たる例です
先にも述べましたが、求職者は求人情報をマメにチェックしています。
その中で長い期間掲載されている求人情報を見るとどう思うでしょうか?
「ここはすぐ人が辞めるんだな」「なかなか応募がなんだなあ、何か問題があるのかな?」とマイナスイメージを持ってしまいます。

求人掲載をただの求人掲載だと思わず、自社の情報発信の一つとして捉え、適切に管理・運営していきましょう。

 求人掲載するおすすめのタイミングとは?

人材を効率よく獲得するためには、いつ求人掲載するかも実は重要なポイントです。
求人掲載するにあたって、おすすめのタイミングが主に3つあります。
なぜその時期で、どう効果的なのでしょうか。

1~3月

最もおすすめなのは、1~3月です。

この時期はちょうど年度末に差し掛かります。
新しい年度を迎えるにあたって、心機一転新天地で活躍したいと思う人も多いはず。
また意外なことに、年末年始に帰省してゆっくりしたことで、自分のこれからについて真剣に検討する人も結構います。
ここを狙って求人掲載すると、ズバッと求職者に刺さりやすいのではないでしょうか。

企業側としても3月を決算月にしているところがほとんとです。
3月を一つの区切りにして、4月から組織を一新するところも少なくありません。
そのために人員の調整も進められるので、採用活動もしやすいでしょう。

4~6月

4~6月に求人掲載する理由はズバリ!6月の夏のボーナスです。

転職する際は、夏のボーナスを受け取ったところで転職しようと考えるのが人情です。
転職先の決定・未定に関わらず、退職する際は夏のボーナスが背中を押してくれることは間違いないでしょう。

また年度末に重要な案件などによって退職したくてもできなかった人が、次のタイミングとしてこの時期に転職を検討する場合も多々あります。
このような人は転職に非常に意欲のある人で、目の前の求人情報に飛びつきやすい特徴があります。
このような理由からこの時期の求人情報は、一般的は価値が高めと言えるでしょう。

企業としても夏のボーナス後に退職者が出るのはある程度想定済み。
その欠員補充のためにこの時点で前もって募集を出せば、応募を集めやすくなります。

また年度初めに想定していた人員では賄えなくなった時に、このタイミングで求人を出すこともあるでしょう。年度終わりの場合採用活動が活発になるので、ドタバタする場合もあります。
年度が新しくなってこの時期になると落ち着いてくるので、応募者と余裕をもって向き合えるのもメリットの一つです。

9~11月

9~11月も応募者が増加傾向になるのでおすすめのタイミングです。
ちょうど中間期に当たるので、今まで取り組んできた案件がひと段落して転職を検討する人も出てくるからです。

冬のボーナスも関係してきます。
6月のボーナスと同じで、12月のボーナスを受け取って新年から心機一転、転職する人も結構います。

また、新卒採用をした場合、この時期に中途採用者の募集に充てるのもグッドタイミングといえます。
新卒採用後は研修などで忙しいでしょうが、この時期になれば少し落ち着いてきます。
中途採用者の募集ができるだけの業務の余裕でてくるのではないでしょうか。

まとめ

求人掲載する際には、どのタイミングでどの手法を選ぶかは重要なポイントになります。

採用活動をしてもなかなかいい人材に巡り合えない、応募がないのであれば、ターゲティングからのメディア選定、求人掲載するタイミング等に問題があるかもしれません。
今回紹介したポイントを見直し、より効果的な採用活動を進めてください。