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求人情報は嘘だらけ?求人広告の嘘を見破って後悔しない就職をしよう!

求人情報は嘘だらけ?求人広告の嘘を見破って後悔しない就職をしよう

転職サイトやハローワークの求人情報は、しっかりとチェックする必要があります。
すべての求人票に当てはまるわけではありませんが、求人票に嘘が多いのも事実です。
実際に就職してみると、求人票に書いてあった内容と異なっていたと感じる方が多いのです。
今回は、求人情報の嘘についてお話しします。

Contents

求人情報は本当に嘘だらけなの?

求人情報の嘘に悩む人

就職・転職活動の際に参考にする求人情報が嘘だらけというのは、少し大げさな言い方かもしれません。
しかし、求人情報と実態がかけ離れている場合も少なからずあるのです。

そのため、入社してから
「正社員での採用と聞いていたのに、契約社員だった」
「給料の額が求人票に記載していたものよりずっと少ない」
「土日は休みだと書かれていたのに、出勤しなければならなかった」

などの不満が出て、早々に退職し、再び就職活動をすることになる方もいます。

なぜこんな嘘がまかり通っているのでしょうか。

求人票は誇大広告的

企業は、コストをかけて求人情報を出しているのですから、1人でも多くの人材を取りたいと考えています。
しかし、求人広告の数は膨大で、その中で目にとめてもらうために次のような表記をしていることが多いのです。

  • 実際の情報よりオーバーに表現する
  • 実態のマイナス情報はごまかす
  • 特別な事情による好条件を通常のように表現する
  • 都合の悪い情報は記載しない

これらの情報は、完全な嘘ではありませんが、限りなく嘘に近い誇大広告と言えます。
そんな表現をされた求人情報を信じて入社することのないように、しっかりとチェックをしなければなりません。

求人情報・求人広告の記載内容で注意が必要な言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?

求人広告のこんな言葉はご用心!

求人広告のこんな言葉はご用心!

実際に記載されている求人票の表記の中で、特に注意すべき言葉には次のようなものがあります。

  • やる気次第(頑張り次第)で高収入
  • 和気あいあい(アットホームな)会社
  • 〇〇時間分の残業代を含む
  • 月に○○日の休日
  • 若手が活躍中

これらの言葉の裏にはこんな実態があるかもしれません。

やる気・頑張り次第で高収入

やる気や頑張りを客観的に判断されるのは難しく、とても曖昧な言葉です。
つまり、頑張っているからと言って昇給が約束されるわけではありません。
高収入を得ているのは、特別な場合で、これが通常ではないことも考えられます。

和気あいあい・アットホームな雰囲気

一部の社員だけが仲良しなのかもしれません。
小規模な会社の場合特にその可能性が高く、そのような会社こそ社内の空気に馴染めずに人間関係で悩むことになるかもしれません。

○○時間分の残業代含む

実際は、みなし残業とみなされて、○○時間の残業代は支払われないことも。
結局残業だけさせられて、給与は求人票の記載よりも低い額しかもらえない場合があります。

ひと月○○日の休日あり

1年のうち数ヶ月が○○日の休日があるだけで、それ以外の月は、休日がぐんと少ない日数しか取れない可能性があります。
企業は、最も休日が取れた月を通常のように求人広告に記載しているかもしれません。

若手が活躍中

若手しか働いていない場合があります。
離職率が高く、経験豊富な人材が残っていない、劣悪な環境で長年働けないようなブラック企業の可能性もあります。
ブラック企業は、あなたの人生設計を多く狂わせてしまう恐れがありますので、最も注意が必要です。

限られた求人広告の情報から見分けるにはどうすればよいのでしょうか。

求人情報を見分ける方法

求人情報を見分ける方法

要注意の企業を見分けるために注目する点は、記載内容だけではありません。
就職活動をしている中で、あなたは多くの求人情報を見ているはずですが、その中で、次に挙げたような傾向がある企業に思い当たりませんか?

求人広告が常に出ている

どの求人広告でも見かける、あるいはずっと求人をしているような企業は、社員の定着率が低い可能性があります。
それは、仕事をする環境が良くない、給与・休日・福利厚生などに不満が大きいためかもしれません。

給与の幅がとても大きい

「月給20万円~60万円」のように、給与の幅が以上に大きい求人もしばしば見かけます。
もちろん入社してすぐは、最も低い給与です。
しかし、順調に昇給することはまずありません。
低い給与で長期間雇用される可能性は十分考えられるのです。

要相談の事項が多い

基本的な事項は決められていても、募集をしてきた人に合わせて採用条件を変更する可能性があるということです。
採用した人に対し、平等な条件を提示しないのは、とても悪質であり良識に欠ける行いではないでしょうか。

大量採用の求人が多い

とにかく応募者が多いほど良い、量より質のような求人は、仕事内容も低質な場合が多いと考えておきましょう。
大量採用されたほとんどが、正社員としてではなく契約社員として採用されていたという例もあります。

嘘の求人情報に騙されないためには?

求人情報を正しく読み取るためには、求人に書かれていない情報を集めることが重要です。
そのためには、口コミやインターネット、雑誌を駆使して企業の情報を集めてください。

SNSや口コミサイト、就職四季報を確認する

普段利用しているSNSや就職・転職の口コミサイトなどで、実際に働いている人の口コミを集めてみましょう。
あまり簡単なことではありませんが、もし、知り合いがあなたの応募したい企業で働いていたら、直接訪ねてみるが最も信頼できる情報になります。
就職四季報などの本に載っている情報を確認するのも、おすすめです。

面接で確認する

少し手間はかかりますが、実際に面接へ行った際に、気になることを聞いてみることも大切です。
有給休暇の取り方や平均の昇給額、休日日数の確認など、すべてを直接的に聞くことは難しいかもしれませんが、ある程度の確認はできます。
あなたの質問に対する相手の答えや態度なども、一つの判断材料となりますので、きちんと観察しましょう。
面接は、あなた自身を測られる場であるとともに、も相手企業の実態を判断する場でもあります。
緊張すると思いますが、見るところはきっちりとみられるような、冷静な目を持っておきましょう。

後悔しない就職活動をするには?

後悔しない就職活動をするには?

求人広告を出す企業は、できるだけ応募者を増やしたいために、嘘にならない程度の誇張表現を使うことが多くあります。
ですので、求人広告の情報をそのまま信用して就職活動を進めるのは、大変危ういことだと言えます。
先に紹介したようなポイントをしっかりとチェックし、気になることは企業に質問し、納得してから応募してください。

もしも、求人情報の嘘を見分けるのが難しく、もっとしっかりとした求人内容を知りたいなら、大手の転職サイトや人材紹介サービスなどの利用を考えてみましょう。

大手の転職サイトや人材紹介サービス会社の利用

転職サイトの大手なら、求人を掲載する際に、その内容について精査していますので、情報は比較的信頼できます。
もし、求人情報に虚偽や誤りがあった場合は、企業側に注意をすることもあり、情報を修正をしないような悪質な企業とは取引を停止することもあります。
人材紹介サイトなら、求職者1人ずつに担当者が付き、希望に沿った求人を紹介してくれます。
担当者は、求人や職種に関して、様々な知識を持った専門家ですから、相談がしやすく、こちらからは直接企業に聞けないことも確認できます。
転職サイト・人材紹介サービスとも、必ずしも100%信頼できると言わけではありませんが、ある程度頼りになることには間違いありません。
一度利用してみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

まとめ

就職活動は、人生の大きな分岐点になるかもしれない大切な機会です。
働きがいのある職場を見つけるためにも、出来るだけ多くの情報を集めて求人の嘘をしっかりと見抜いてください。
不明点や気になることは、遠慮せずに採用担当者に確認しましょう。
そして、あなたの希望に合った就職先が見つかるように、強い意志と行動力で活動してください。